東京は新暦で7月15日前後がお盆なので、8月は仙台へ。
仙台お盆 (2)

墓参りに来てる人なんてそんなにいない様な早目の時間帯にお寺へ。
子供の頃から毎年の様にきてる、会った事がない父方の祖父母の墓。

仏壇に飾られた写真でしか会った事がないけど、このお墓に水をかけて綺麗に磨いたりする事を教えられた大切な場所。

数年前には同じ墓地内に、おじさんのお墓も増えた。
酒ばっかり飲んでた、どうしようもないおじさん。
尊敬は出来ないけど、自由奔放な生き方は好きだったな。

そんなおじさんが亡くなった歳に、着実に近づいてる自分。


お盆っていっても田舎のお墓だから毎年疎らにしか人がいないのに、今年は御堂からも溢れる位の人で賑わってた。
お墓の在る場所が賑わう年なんて、無い事に越した事は無いけど。

炎天下の下、墓に水をかけて持ってきた花を添え色々と思う事を伝えてきた。


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なとり鎮魂灯篭流しが開催されるそして、閖上。子供の頃に良く、海水浴に来ていた場所。
親戚のおじさんは仕事柄名札を付けていたから直ぐに身元は判ったけど、未だに行方の判らないおばさん。
仙台お盆 (4)

津波に流されてそのままになってる船もあるし、電車だって転がってる。
壊れた建物や、集められた何百台の潰れた車。

何年も会ってないし何年も訪れてなかった場所だけど、こんなに何も無い場所じゃなかった事位は解る。
仙台お盆


地区が形成されてただろう場所は津波に流され、この数カ月で更地になって草木が生えてきてる。
海岸沿いなんて、土地そのものが海に沈んだ。


『頑張れ東北』とか復興のメッセージを見かけるけど、頑張れない現実もそこに在った。
震災で職を失った人が沢山居て、復興の為に人の力を必要としてる場は沢山ある。
安易な労働力よりも、集まる義援金等を活用して地元の方々に巧くそれが回る様な地方自治がとれる。そんなリーダーシップを発揮できる人物が現れてくれる事に期待するけど、難しいんだろうな。
リーダーシップが何たるかを理解できていない人がのさばる様な社会。才能が無い事に気づいてない時点でサーバント的な能力もないし。

Yahoo!基金 義援金

仙台駅からスタジアム側へ歩くと、母方の祖父母の墓。
仙台お盆 (3)

長生きしてくれて、大切な事を教えてくれたお婆ちゃん。
普通に聞いたら当たり前の様な言葉だけど、重さが違う。

何かあればここで身勝手に相談に乗ってもらい、またぶれずに頑張ろうって気分になる。

そんな墓参りをした、2011年の夏。