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田舎では夜通しな通夜が常識だったけど、半通夜が常識になりつつあるのかな。

殯の様に何日も何年もなんて事は無理だろうけど、夜通しで魔除けの灯火を絶やさない様式がいいな。

血が繋がっていない弟のお父さん。
つい最近会ったばかりで、

『これから息子共々宜しくお願いします』

なんて挨拶をされたばかり。
夜の向日葵

早すぎる。

幸せだったんだろうな。
息子が入籍を済ませ、春には結婚式。
息子と息子の嫁の写真をいつも持ち歩いて。

最後に会った日の笑った顔がそのままで。

誰かが結婚式や葬式の様な形式化された慣習は不要といってたけど、
あの時に反論した様に形式化されていようとも残された者には必要な儀式だよ。


忙しさが大きく開いた穴を塞ごうとして、訪れてくれる方々からその人の生きた印を感じ取ってこれからの日常へと繋いでくれる。


もうすぐ三途の川のほとりに到着し十王に裁きを受けるんだろうけど、暖流を渡れるのは間違いない。式で弔問者に挨拶をして回る弟達の姿をみてたら、そう思った。